研究会の活動と出版物


森田安一[編]

『スイスと日本−日本におけるスイス受容の諸相』

刀水書房 2004年10月9日刊

定価 6000円 ISBN4-88708-336-X

目次

はじめに−森田安一

第T部 政治・政治思想

第1章 スイス像の変遷とその日本社会への影響−森田安一
第2章 スイスの栄光と苦難−H.マイヤー
第3章 小国主義論−R.モッティーニ
第4章 日本におけるスイス政治の受容−岡本三彦
第5章 近現代日本におけるルソー−小林淑徳

第U部 宗教・経済・教育

第6章 日本の改革派教会−踊共二
第7章 日本におけるスイス経済像−−黒澤隆文
第8章 二〇世紀日本の教育界におけるペスタロッチ受容とペスタロッチ像の変遷−鳥光美緒子
第9章 日本の教科書におけるスイスとスイス人−H.ラインフリート

第III部 文学

第10章 現代日本におけるスイス・ドイツ語文学の受容−増本浩子
第11章 芹沢光治良の短編小説『ブルジョワ』−S.ミュラー
第12章 武者小路実篤と『ルツェルン』−M.モルティマー
第13章 スイスをめぐる俳句旅行−E.クロッペンシュタイン

おわりに


森田安一[編]

『岐路に立つスイス』

刀水書房 2001年5月刊

定価 6800円+税 ISBN 4-88708-280-0

目次

岐路に立つスイス−序にかえて−森田安一

21世紀への展望−20世紀後半のスイスの歴史−森田安一

第T部 現代政治と都市問題

・ 現代スイスの政党と選挙−田口晃
・ スイスの都市と「持続可能な発展」−岡本三彦

第U部 スイスとヨーロッパ連合

・ ホームシックとスイス−宮下啓三
・ スイスのEU接近政策と半直接民主制−関根照彦
・ スイスが溶ける日−加太宏邦

第III部 スイス新連邦憲法をめぐって

・ スイス新連邦憲法の誕生−小林武
・ 1999年スイス新連邦憲法における基本権の新展開−渡辺久丸
・ スイス新憲法とエコロジー−前原清隆
・ スイス新憲法と新しい言語政策−阿部汎克
・ スイス「司法改革」の行方−石橋一紀

おわりに


森田安一[編]

『スイスの歴史と文化』

刀水書房 1999年1月刊

定価 6700円 ISBN 4-88708-235-5

目次

はじめに−森田安一

第T部 中世から近代へ

・ 帝国国制における原スイス永久同盟−斉藤泰
・ スイスにおける製紙業の誕生−バーゼルの製紙業創始者たち−佐藤るみ子
・ 都市チューリヒの「船乗り」ツンフトについて−ツンフト内部構成の変化と政治体制をめぐって−森田安一
・ イッティンゲン騒動とツヴィングリについて−ドイツ農民戦争前史としての聖画像破壊運動についての一考察−野々瀬浩司
・ 近世スイスにおける宗派問題と多数決原理−踊共二
・ 18世紀都市邦ベルンの市場村落ズミスヴァルト−農村市場の公認をめぐって−岩井隆夫

第U部 19世紀のスイスの諸問題

・ 代議制連邦国家の成立−1848年のスイス連邦憲法−関根照彦
・ スイス民法典第一条項第二項の学説史的起源−19世紀フランス、ドイツ両私法学からの影響−大川四郎
・ スイス鉄道網の形成過程−19世紀の鉄道政策と経済空間−黒澤隆文
・ 工業化、経済危機と社会運動−チューリヒにおける初期社会主義運動成立の社会背景−渡辺孝次
・ ブルクハルトと19世紀のスイス史学界−森田猛
・ ニーチェとスイス−ドイツとヨーロッパのあい−曽田長人

第III部 スイスの言語・文学

・ スイスの言語問題−牧幸一
・ ソシュールの方言研究とスイス・ロマンド−岡村民夫
・ 多言語の小国スイスとその文学−一つの「スイス文学」の像を求める努力の歴史−宮下啓三
・ スイス・ロマンド文学という制度−加太宏邦

おわりに


U.イム・ホーフ著 森田安一監訳

『スイスの歴史』

刀水書房 刀水歴史全書〈43〉 1997年4月刊

定価 2800円 ISBN 488708207X

原書名: Im Hof, Ulrich, Geschichte der Schweiz: Funfte, verbesserte und erweiterte Auflage, 1991

目次

第1章 スイス史のあけぼの
第2章 アレマニエンおよびブルグントの都市とラント
第3章 「盟約者団」の成立
第4章 対外的な力の絶頂期における盟約者団
第5章 カトリックの盟約者団と改革派の盟約者団
第6章 アンシャン・レジーム
第7章 国家の危機―1798年から1848年まで
第8章 自由主義急進派政権下の連邦国家―1848年から第一次大戦まで
第9章 現代世界における小工業国


2003年 シンポジウム 「20世紀日本におけるスイス受容」

去る8月27日から29日の3日間にわたり、スイスのチューリヒ大学において、チューリヒ大学日本語学科のクロッペンシュタイン教授(Prof. Dr. Eduard Klopfenstein)およびマイヤー上級助手(Dr. Harald Meyer)をスイス側のオーガナイザーとして、チューリヒ大学日本語学科とスイス史研究会の合同シンポジウムの、記念すべき第1回が開催されました。次回の予定は未定ですが、いずれ日本で開催されることを期待してやみません。

今回のテーマは「20世紀日本におけるスイス受容」でして、本シンポジウムには、日本側から、代表の森田安一先生をはじめとして小林淑憲氏、黒澤隆文氏、増本浩子様、踊共二氏、、岡本三彦氏および鳥光美緒子様(ABC順)の、合計7名の会員の方が参加し、それぞれテーマに即して自らの研究を踏まえて報告を行いました。


3日間に及んだシンポジウムの終了後には、駐スイス大使の中村氏も招待して、チューリヒ郊外の瀟洒なレストランで、盛大かつ厳粛な晩餐会が催されました。

このシンポジウムについては、チューリヒ大学を初めとしたスイスの研究者や学生のみならず、スイス国内においても関心が高く、以下の通り、ホームページや新聞にも取り上げられました。
・チューリヒ大学のコンピュータ上の広報誌
  http://www.unipublic.unizh.ch/magazin/gesellschaft/2003
  タイトル名 Japanische Bilder der Schweiz
・Neue Zurcher Zeitung, 3. September 2003 (Nr. 203), S. 50
  タイトル名 Das Bild der Schweiz in Japan